ウコンの選び方講座スタート
はじめまして、私はウコン一筋の研究を始めて15年になる、seiriです。
ウコン製造業者として、これまで研究してきたウコン選びのコツの一端を一緒に勉強しましょう。
ウコン商品が市場に氾濫しています。
ウコンの力、ウコン錠剤、ウコンの粉、ウコンエキス、ウコン茶・・ウコンカプセル・など、あなたは何を基準に選んでいますか。
原料だって秋ウコンがいい、春ウコンだ、クスリウコンだ、いやガジュツ(紫ウコン)だ、黒ウコンだ…と訳が分からない。
多くて分からない困った・・・・だけでは済まされませんね。ことはあなたの健康に関することですから。
今日は、会社の懇親会があるので、二日酔に効くウコンを飲みたいと、スーパーやコンビニ行きます。
でも、ウコン商品はたくさんあって、どれがいいにか分からなくなります。
000の力とか、00伝説とか、00爆弾とか・・・とにかく目につく、二日酔いに効きそうな勇ましい名前のウコン商品がずらりと並んでいます。
そこで、あなたはどのウコンを何を基準に選びますか。
ウコンの選び方が分からない・・そんなお客様が数多くおられます。
よくわからないなー・・・あなたも、多くの方がそう考えていると思います。
仕方ないので、テレビ、雑誌などマスコミの広告に頻繁に出るウコン情報に頼るしかないわけです。
でもそれでよいでしょうか。.
中でも「ウコンの力」は群を抜いて売れているようです。・・・しょっちゅうTVに出ますからね。
「ウコンの力」の宣伝はすごい、
ちなみに、企業秘密で正確ではないと思いますが、聞いたところ、
ハウス食品は「ウコンの力」の売り上げを5年間で10倍増の330億の売上見込みだそうです。(出所は日経らしい)
宣伝費はその半分ほどと聞いたことがあります。
それだけ宣伝すれば、たいていの人は洗脳されて「ウコンの力」が最高のウコンだと勘違いするお客様も出てくると思います。
口の悪い友人は「ウコンの力」は「宣伝の力」とだと喝破しました。私も同感です。
洗脳の力は怖い。
洗脳は、オウム真理教(現アレフ)の地下鉄サリン事件で有名ですが、
我々の日常でも起こっていることに気が付いてほしい。
特に、TVをはじめとするメディアの洗脳はすさまじい。
最近ではネットの発達で、書いてあるものは正しいと勘違いする方も出てきます。
しばらく前ですが「あるある大事典」なるとんでもないTV番組がありましたね。
かなり被害を受けた企業や、間違った知識をインプットされた方もおられます。・・ここまでくれば犯罪です。
これに対抗するには、自分で正しいものを見分ける眼力を養う以外ないのでは。
話は戻りますが、
私は、早い段階で・・・ウコンの力が出始めのころ、ウコンの力を分析をしました。
どんな中身で、どんな方法で製造されているかを調べる為です。
その結果、最近ではハウス食品も認めていることですが、
・・・・・「ウコンの力」はただの「清涼飲料水」でした。
確かに原料として、ウコンが使用されていて、
生の秋ウコンで10グラム、秋ウコンのクルクミン含有量は約3パーセントですから、
10g×3%=30mgとなり「ウコンの力」の粉の中には30mgのクルクミンが入っていることは確かです。
しかし、30mgのクルクミンが使用されていますが、ウコンの力をミクロフィルターでろ過し溶液の中の
水に溶けているクルクミン量は3マイクロg/mlでした。・・・・ほんのわずか、ないに等しい量です。
水に溶けている量がわずかですと、吸収されるクルクミンの量もわずかということになります。
残りはほとんどお尻から出てしまいます。
・・・ここでわずかと言いましたが、その理論的なことは後程書きますのでお楽しみに。
よく、「ウコンの力」は効かないといわれますが、この場合は、水に溶けているクルクミン量に関係があります。
効くと思っているお客様は、まさにTVによる洗脳効果、プラシーボ効果です。
ここで、ウコンの力の製造方法に戻りますが、.
・・・私はハウス食品の社員ではないので、分析結果から推定していることをお断りしておきます。
まず、秋ウコンの乾燥粉末をさらに微粉砕して細かくします。そのままでは、水に入れると沈殿してしまいます。
・・・多くの方が経験していると思いますが、ウコンの粉をコップに入れてお酒で割るとウコンの粉はコップの底に沈殿します。
ウコンは水に溶けません。化学的には不溶といいます。
そこで、てウコンの粉を沈殿させないため、増粘剤を加え水をドロドロにします。
次に、秋ウコンの色は茶色で美味しそうには見えません。
そこで、クルクミンをアルコールに溶かした黄色着色剤を加えます。これで、おいしそうな黄色に見えます。
さらに、香りをつけるため香料を加えます。
さらに、味を良くするために、甘みを付けます。
・・・・さらに、さらにですが・・・
先ほど、水に溶けたクルクミン量はたったの3マイクログラム/mlと書きましたが、
クルクミンをアルコールに溶かした黄色着色剤の中のクルクミンの量だと推定できます。
ちなみに、「清涼飲料水」には1%のアルコール添加が厚生省で認められています。
それ以上は「アルコール飲料」すなわち「酒」類となり、酒類販売店以外販売できません。
これで「ウコンの力」が単なる「清涼飲料水」であることが理解できたと思います。
ここは、「ウコンの力」の悪口を言うために書いているのではなく、
あなたに真実を知ってほしいからです。
一方、最近「ウコンの力買ってはいけない」という本まで出ているそうです。
・・・参考までにGoogleで「ウコン」と検索すると・・・検索のすぐ下の小さな枠に「ウコンの力買ってはいけない」と出てきます。
それだけ、ウコンに関心を持っているが、同時に不安も抱えているお客様が大勢いる証拠です。
でも、でも・・あなたの健康を守るのは自分だけです、宣伝に惑わされることなく自分の力でウコンの正しい情報を集めましょう。
ここで気を付けなければならない重要なことは、ウコンの力が単なる清涼飲料水でしかないにもかかわらず、
ウコンの名前に引かれて、ウコンの効果・効能を期待して、ウコンの力を飲んだから今日は大丈夫だと錯覚して
酒を大量に飲む場合などです。
当然、ウコンの力には肝臓をいやす効果はないのですから肝臓は痛むばかりです。
これが続くとどうなりますか。・・・結果は肝硬変・・・肝癌へとまっしぐらです。
お金を捨てたうえ、健康も害することになります。・・・それでも飲みますか?
同じようにウコンといえば、、肝臓の薬だとか、二日酔に効くとかが定番ですが、
ウコン錠剤を飲んでもはじめのうちは効果があったが、後で効かくなったとの話もあります。
これについては後日へ続く