ウコンの吸収率と吸収量の違い

 
ウコン選びの決め手は吸収率//特効薬も吸収されなければただの粉

ウコンの選び方講座|ウコンの吸収率と吸収量の違い

ウコンのクルクミンは脂溶性物質でウコン錠剤を水で飲んでもほとんど吸収されずに排泄されることはご存知だと思います。ここで、吸収されるということを考えてみたい。
物質が吸収される指標として、吸収量と吸収率があります。

 

食べ物が体の栄養になるには、小腸からタンパク質、炭水化物、脂肪などの栄養素が吸収されなければなりません。

 

でも、食物によっては吸収しやすいものと吸収されにくいものがありますよね。
昔からよく言われているのにカルシウムの吸収があります。
野菜のカルシウムは吸収されにくいだの、牛乳のカルシウムは吸収されやすいとの話はよく聞いたと思います。

 

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親が子供によく牛乳を飲ませるのは、牛乳にはカルシウムが多く含まれているのも一因ですが、牛乳のカルシウムはよく吸収されるからです。
ちなみに、牛乳で50%、小魚で30%、ほうれん草にいたっては10%しか吸収されません。

 

ここに書かれている牛乳で50%と言うのが吸収率です。牛乳に含まれているカルシウムの50%が吸収されるということです。
一方、吸収量とは字のごとく吸収される量のことです。

 

ここで、少々頭の体操をしてみましょう。
牛乳に含まれるカルシウムを100mgとすると、吸収率50%ですから吸収量は50mgです。
ホウレンソウの場合は、ホウレンソウに含まれるカルシウムを100mgとすると、吸収率は10%ですから吸収量は10mgとなります。

 

でも、カルシウムの含有量が多いのは牛乳だけではありません。
例えば石灰石はカルシウムそのものです。貝殻やサンゴの骨格、鶏卵の殻、石灰岩、大理石、鍾乳石などがあります。
それに、石灰岩のある地方の地下水にはカルシウムがたくさん含まれています。
硬水と呼ばれる地下水がそうです。

 

でも石灰岩の粉を飲んでもカルシウムの吸収率はほとんど0%ですから、どんなに多くのサンゴの粉を飲んでも吸収されません。
硬水もそうです。
カルシウムが吸収されるにはアミノ酸と化合している必要があります。

 

貝殻やサンゴの粉末をカルシウム源として売っている健康食品もありますが要注意です。

 

話はウコンに戻りますが、
ウコンのクルクミンは水に溶けません。すなわち吸収率0%です。
クルクミンが吸収されるのはクルクミンが油に溶けていることが必要になります。

 


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